オシャレな万年筆が欲しい。
当然だけど普段から気軽にガシガシ使えるヤツ。もちろんお値段はそこそこで。

そんな欲張りでワガママなあなたにオススメなのがLAMY社safari(サファリ)という万年筆です。洗練されたデザイン、リーズナブルな価格、そして書きやすさを含む使い勝手の良さ。

そういったコスパの良い万年筆はいくつかありますが、その中で今回はsafariの魅力についてお話しします。一緒に兄貴分のAL-starも紹介します。

LAMY Safari & AL-star

LAMY safariが発売されたのは、1980年と約40年の歴史を持つ万年筆。LAMY社の筆記具の中で最も多くの本数が作られ販売されている、代表格となる万年筆です。

デザインが素敵なので最近発売された万年筆なのかな?と思いきや40年の歴史って凄いですよね。safariだけでなく、LAMYの製品は発売から長年経っているのに色褪せていないものが多く、本当に驚かされます。

safari Petrol

私がはじめてサファリを購入したのは2017年5月のこと。比較的最近です。
以前から欲しいな〜と思いつつ他にも欲しい軸がたくさんあったので後回しにしていたところ、ペトロールという緑と青と黒が混ざったようなカラー軸が2017年の限定軸として発売され、心打たれお迎えしました。

同じペトロールカラーのインクも同時に発売されたので一緒にお迎えしました。

この組み合わせ、素敵ですよね。ペトロールの色合いに、ブラックのクリップが絶妙にマッチしています。

インクも同じペトロールカラー。

今思うとこの辺りからインク沼にも落ちていったような気がします。

サファリを使用してみて、良いなと感じたのがグリップ部分のくぼみ。

三角形にくぼんでいて、ここに合わせて持てば自然と良い持ち方になります。


(指がインクで汚れているのは仕様)

習字を始めた時に筆記具の持ち方も矯正して直したかったので重宝しました。

safari Pink

2つ目はピンクのsafari。

ペトロールのsafariで使い勝手の良さを知ってしまったため、別の字幅が欲しいと思いお迎えしました。ピンク可愛いですよね。「可愛いは正義」です。

ちなみにこのピンクは、safari2009年限定カラーの復活版です。※2009限定版はキャップトップの天冠もピンクといった違いがあります。

↑この黒い部分もピンクだと2009年限定となります。

さて、ここで一つ大切なことをお伝えしておきます。

実は今回紹介するsafariには、safari沼(サファリ沼)という言葉がありまして、万年筆沼、インク沼などこの界隈には様々な沼がありますが、それと同じような定義でsafari沼というカテゴリーが存在します。

私がsafari沼の存在を知ったのは、Twitterのお友達Kさんのプロフィール画像。safariのクリップが綺麗に並んだ写真をプロフィール画像として使われていました。

当時の私は2本目のsafariを購入し、「また買っちゃった・・・」なんて反省していたタイミングでしたが、Kさんのプロフィール画像を見て、「あ、これをsafari沼というんだ。まだ僕は大丈夫だからもっとお迎えしてもよいんだ」という前向きな気持ちになったものです。

Kさんに一筆館コラムでsafariの記事を書くので保有サファリの画像を頂けないかとお願いしたところ快く提供してくださったのですが、写真を提供してくださった際のコメントが、

サファリもずいぶんと人にあげてしまったので数本しか残ってないですが、

そして、お送りいただいたのがこの画像。

数本しか残っていないとは?

safari沼へハマる理由について考察しますと、safariは定番カラーで7色の展開ですが、それ以外に毎年限定カラーが発売されます。
また、純粋な毎年の限定カラーだけでなく、どこどこの地域(国)限定とか、どこどこの文具店のみで限定発売など、コレクターが黙っていられない要素をサッとぶっこんで来るのです。

ボディの色は同じだけど、細かなところでは天冠の色だけ違うとか、クリップの色が違うとか。そんなの並べたら楽しいに決まっているじゃないですか。

それとともに定番カラーも限定カラーも1本4,000円というお値段。お小遣いの範囲で買えてしまうのもよろしくありません。

そういった限定safariをコレクションしてグラデーションのように美しく並べていらっしゃるお友達も知っています。

ご注意を。

AL-star Vibrant Pink

続いてお迎えしたのが、safariの兄貴分であるAL-star(アルスター)の2018年の限定カラー。ヴァイブラントピンク(Vibrant Pink)です。
コレクターになるつもりはありませんでしたが、ピンク好きとしてピンクが限定で発売されるとあらばお迎えしないわけにはいきません。

ラミー アルスター 2018年限定カラー ヴァイブラントピンク

ヴァイブラントピンク(Vibrant Pink)の Vibrantは、

  • 活気のある、力強い、活力のある
  • 色が明るく強烈な、鮮やかな
  • 振動する

といった意味。ストーリー性の込められた命名、僕は嫌いじゃないですよ。

字幅はペトロールがM、定番のピンクがEFでしたので、Fをチョイスしました。

ちなみにsafariとAL-starの違いですが、ボディの素材やグリップ部分が異なって、AL-starの方が少し高級感があります。グリップ部分がスケルトンになっているのも良いですよね。

White Safari with red clip

続きましてお迎えしたのが、またまた限定カラーで、「White Safari with red clip(ホワイト サファリ ウィズ レッド クリップ)」というもの。

白と赤の組み合わせ可愛くないですか?(混ぜればピンク)

ちなみにこの白赤safariにも過去に限定カラーがあり、2010年に「LAMY safari 2010 Japan Limited」が発売されています。私が持っているホワイトは天冠が白ですが、過去の限定は天冠が赤です。

余談ですが、LAMY社は白のサファリに思い入れがあるようです。
1980年最初に発売されたsafariは、サバンナグリーンとテラコッタオレンジの2色でした。保有していませんので写真はありませんが、マット感のあるグリーンとオレンジです。実はこの二つのsafariの売れ行きは悪く、発売から数年で製造中止も検討されたとのこと。その後に発売されたホワイトが爆発的ヒットとなりロングセラーの道を作ったと言われています。

safari All Black

はい、次にお迎えしたのが、2018年の限定safariである、オールブラックです。

ラミー 万年筆 サファリ オールブラック 2018年限定カラー

ピンクと合わせて黒も好きなのでお迎えしました。

safariには定番カラーでも、ブラック系の軸が2本あります。
1つ目が「シャイニーブラック」と呼ばれる艶のあるブラックボディにクリップとペン先がシルバーのもので、2つ目が「ブラック」と呼ばれているボディ・クリップ・ペン先を含めてブラックのものです。

これらの黒とオールブラックとの違いは”黒の色”。オールブラックは純粋な真っ黒で、これまでのブラックよりもより濃くなった黒です。

All-star Bronze

そして今年に入ってからお迎えしたのが、All-starのBronze(ブロンズ)です。

ラミー アルスター 2019年限定カラー ブロンズ

もう説明は致しません。

私自身、自分がsafari沼に堕ちかけている事を理解した上で、
「これからは限定品だけをお迎えすることにしようか」

と悩んでいるところで発売されたのが、2019年の限定safari3色。
パウダーローズ・ミントグリーン・ブルーマカロンというパステルカラーが同時に3色発売されました。

ラミー サファリ 2019年限定カラー パステル

可愛いです。

そしてさらに追い討ちをかけるように、日本限定のホワイト ブラッククリップの登場。

ラミー サファリ 日本限定カラー ホワイト ブラッククリップ

よき!俺はこんな佇まいを待っていた・・・。

パステル3色とホワイトブラッククリップはまだお迎えしておりませんが、safari沼という煩悩との戦いはこれからも続いていきそうです。

以上、safariの魅力とさせていただきます。

(伝えられた魅力が、safariは三角形のグリップによってペンを正しい持ち方で持てる。ということだけになってしまったのはここだけの話でお願いします)


ライタープロフィール

  • よしぞー
  • よしぞー Stationery Life-万年筆ブログ 管理人

    一人でも多くを万年筆とインクの沼へ沈めたい。最初はつま先をちょこっと漬けるところから最後はドボンと。「ああ、またお迎えしてしまった・・・」と痛々しい表情を作りつつ内心はほっこり微笑んでいる姿を見るのが好きです。悩まれている方の背中を優しく押してあげられるような人になれたら良いなと思ってます。 そんな夢をもってブログしてますが現在沼に堕ちているのは私自身。ペン習字昇級祝い!マラソン完走祝い!様々なお祝いを口実に万年筆をお迎えし戯れています。(平成最後の忘年筆と新年筆が11本になったのはここだけの話)