万年筆のインクが盛り上がっています。

数十本・数百本と一生かけても使い切れないほどのインクを保有し、それぞれのインクの繊細な色合い、濃淡、そしてインク名に由来するストーリーなどを楽しんでいるインクファンも多いですね。

私よしぞーも気づけば200本前後のインクを保有しており、沼に片足をつけてしまった感は否めません。

インクが増え始めた当初は、似た色のインクを買わぬようにとインク帳をつけ始めましたが、インク帳は似た色のインクを買わぬようにする為ではなく、同じような色のインクを並べつつ、繊細な色の違いを見比べて楽しむ為にあるという事に最近気がつきました。

インク帳
よしぞーのインク帳

ですからね、「綺麗な色だけど同じような色のインクを既に持ってるなぁ・・・」
なんて購入を躊躇する必要はないのですよ。
気が向くままに買って、綺麗にインク帳にコレクションしてください。

さて、そんなインクを楽しむ上で欠かせないのがインクを入れるための万年筆。せっかくの美しいインクですから、その美しさを最大限に引き出してあげたいものです。

そんな時に思いつくのが、スケルトンボディの万年筆にインクを入れれば綺麗に映えるのではないかという事。

スケルトンボディの万年筆

しかし全てのスケルトン軸が美しく映えるわけではなく、コンバータータイプの万年筆ではボディがスケルトンであってもインクの色が確認できる程度でインクの美しさを引き立たせることはできません。

一般的なコンバータータイプの万年筆にインクを入れても、

インクの色がわかる程度で、映えにはちょっと遠いですね。

ではどうするか?

そこでお勧めなのが、今回紹介するTWSBI ECO という万年筆。

TWSBI ECO


どうです?
ボディ全体がインク色に染まって美しくないですか?

全体が透明なので、入れたインクがしっかり美しく見えるのです。

もちろん美しく見えるだけではありません。
TWSBI ECOには他にも面白い機能がいくつもありますので、あわせて紹介します。

大容量のインクタンク

TWSBI ECOが入れられるインクの量は2ml程度と大容量。たくさんの筆記をする・旅先に持っていくなど実用面としても優れています。

※一般的なコンバーターで入れられるインク量は、プラチナ万年筆のコンバーターで0.53ml、PILOT社のCON-40で0.4ml、そしてコンバーターの中では大容量と言われているCON-70で1.1ml程度。

各社のコンバーターとTWSBI ECO
写真左からパイロット社のCON-40・CON-70、セーラー社、プラチナ社のもの。TWSBI ECOが入れられるインク量の多さが確認できますね。

インク吸入


一般的には高級万年筆でしか採用されていない吸入方式が採用されており、尻軸部分を回転させるだけでボトルからインクの注入が可能です。

簡単に分解ができる


TWSBI ECOの特徴は何と言っても簡単に分解ができる機構である事。専用の工具がついており、ペン先も含めても1,2分で分解することができるので、インクを交換したいときには本当に重宝します。
ペン先をさっと取り外してインクを水で流しティッシュなどで拭けるのは本当に便利ですよ。

ペン先のバリエーションが豊富

TWSBI ECOのペン先はEF・F・M・B・STUB1.1の5種類から選ぶことができます。自分の好みの字幅に合わせてチョイスできるのは嬉しい仕様ですね。

書き味

TWSBIはペン先の仕上げの精度が高いといえば良いでしょうか。長きにわたって下請けとして万年筆を製造してきただけあってペン先の品質は非常に高く、私自身も複数のTWSBIを保有していますがどれも引っかかりがなく滑らかに筆記ができます。

書き味があまりにも良いので、TWSBIが金ペンを作ったらどうなっちゃうんだろう?という疑問を持つわけですが、「鉄ペンで十分な書き味を実現できるので金ペンを作る必要はない」と言い切るほど品質には自信を持っていて、それに納得のできる書き味が実現されています。

カラーバリエーションとお求めやすいお値段

TWSBI ECOは多色展開されていて、インクの色に合わせてボディを揃えることも可能です。インク色に合わせてボディを揃えたら楽しいに決まってますよね。

しかもお値段5,000円(税抜き)とお財布にも優しく、ちょっと頑張れば毎月1本ずつ増やすことだって可能です。

ホントいやらしいですね、TWSBIさん。

TWSBIについて

TWSBIは古くから様々なブランドのOEM会社として万年筆製造の経験を積んできた台湾の三文堂筆業が、その技術・経験をもとに2009年に独自ブランドとして立ち上げたブランド。「鉄ペンでありながら安定してストレスのない気持ちの書き心地」・「特徴のあるインク吸入のメカニズム」・「簡単に分解洗浄、メンテナンスが出来る仕様」・「そして購入しやすい価格帯」と、マイナス要素を探すのが難しい万年筆を製造販売され近年人気が高まってきている注目のブランドです。


ライタープロフィール

  • よしぞー
  • よしぞー Stationery Life-万年筆ブログ 管理人

    一人でも多くを万年筆とインクの沼へ沈めたい。最初はつま先をちょこっと漬けるところから最後はドボンと。「ああ、またお迎えしてしまった・・・」と痛々しい表情を作りつつ内心はほっこり微笑んでいる姿を見るのが好きです。悩まれている方の背中を優しく押してあげられるような人になれたら良いなと思ってます。 そんな夢をもってブログしてますが現在沼に堕ちているのは私自身。ペン習字昇級祝い!マラソン完走祝い!様々なお祝いを口実に万年筆をお迎えし戯れています。(平成最後の忘年筆と新年筆が11本になったのはここだけの話)