あけましておめでとうございます!

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新しい年の始まりには、なにかとお祝い事が多いものです。
成人式に始まり、卒業式や入学式、節句など、
人生の節目節目にお祝いを送るのが日本では風習となっています。

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ただ、そのお祝いの方法や渡す封筒の書き方については、
残念ながら学校では習うことがありません。

しかし、お祝いの日は、その人の人生にとって大事な儀式の日。
だからこそ、
どんなに親しい相手でも、
形式に沿った正しいマナーで礼儀を尽くしたいものです。

今回は、

『これだけは知っていて欲しい、表書きのプチマナー』

をご紹介します。

お祝いを渡す際の『表書き』の由来について

表書きの由来は、昔の贈り物が深く関係しています。
昔の贈り物は、紙を敷いた台の上に、
品名と数量を記載した目録を一緒に置くのが決まりでした。
この目録が変化したものが、現在『表書き』として残っています。

現在でいうと

敷いた紙→のし紙
目録→表書き

敷いた紙で品物を包んで、目録を省略して、
代わりに内容を表に書くようになったのが、
現在の表書きとなっています。

『表書き』の書き方の注意点について

文字は楷書で書くのが一般的です。

毛筆で書くのが正式な書き方。
万年筆やマジック、ボールペンは避けましょう。

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上段には表書き、下段には少し小さく名前を書きます。
文字はのしや水引にかからないように書くのがポイントです。
一文字あけて書き始め、
水引との間にも一文字あくような大きさで書きます。

四文字の表書きについては
「死文字」といって気にされるかたもいるようなので注意しましょう。

・「御」をつけて五文字にする
・二文字で改行する
・文字の大きさを変える

などで回避することができます。

例:入学御祝→ 御入学御祝
例:還暦御祝→ 祝 還暦(小さめに)
例:快気内祝→ 快気 内祝(内祝は改行する)

『表書き』の文字の色は、気持ちを表現する

最近は、表書きを墨ではなく筆ペンで書く人が多いようです。
その筆ペンには、
黒くかけるペン薄い墨のペンがあるのを知っていますか?

 慶事は黒色
・・一緒にお祝いをするという気持ちを濃く鮮やかに書くことで表現する

弔事は薄い墨色
・悲しみの涙で墨が薄まったという気持ちを表現する

墨の色によって、気持ちを表すなんて、
繊細な日本人らしい発想ですね。

ちょっとしたマナーや文字の意味を知ることで、
言葉では伝えることのできない心遣いや感謝の気持ちを
視覚で伝えることができます。

もちろん“文字で礼を尽くす”ことにも。

これをきっかけに、日常のマナーについても興味をもっていただけると嬉しいです。