一筆館スタッフ 関屋

昨年末セーラー万年筆から発売された「万年筆メンテナンスキット
セーラー万年筆愛用者の一人としては、手を出さずにいませんでした(笑)

春に向けてインク色を変えるべく、さっそく出番が訪れた「万年筆メンテナンスキット」の使い心地を今回はお届けします!

まずはセット内容を確認

①洗浄ノズル
②インク吸入ノズル
③洗浄器本体
④クリーニングクロス
⑤万年筆メンテナンスキットの取扱説明書

取扱説明書にはイラストも載っていて分かりやすく手順が書かれています。
日本語表記はもちろん英語表記もあり、海外対応している所はポイント高いです!

 

2通りの使い方ができる洗浄器が新しい!

他メーカーのキットでは、万年筆のカートリッジ口と同じ大きさの「洗浄スポイト」が付いている事が多いですが、セーラー万年筆の場合は 「洗浄器本体(スポイト部分)」+「ノズル(洗浄ノズル・インク吸入ノズル)」 が2種類付いてきます。

ノズルを交換することで「万年筆を洗浄する」「ボトルインクを最後まで使い切る」という、2通りの使い方が出来るそうです。使う人の事を考えたなんとも嬉しい機能です。

 

早速、洗浄してみました!

まずはペン先(首部)と水に浸して1晩置いておきます。

1晩置いたペン先(首部)を流水で洗い流した後、洗浄ノズルを取り付けて、コップの中でピストンをゆっくり動かし、ペン先内部に「水の吸入と排出」を繰り返し行います。

柔らかい布などで水気を取り、濃い色のインクが布に付かなければクリーニング完了です。

ボディやキャップは、クリーニングクロスで磨けばピッカッピカになりますよ!

▲水に1晩浸してペン先周辺に付いているインクを落とします
▲洗浄器に洗浄ノズルをつけます
▲ピストンをゆっくり動かし万年筆内部に水の出し入れをさせます。

※インク詰まりがひどい場合に過度な力が加わると万年筆が壊れてしまうので、不安な場合は無理にピストンを動かさず、購入店舗にお問い合わせいただくことをオススメします。

▲濃いインクが出てこないので洗浄完了です!

洗浄キット類を使ったことない私が、実際に万年筆メンテナンスキットを使用してみての感想は、洗浄ノズルがすごく効率が良いです!

こんなに便利なものだと、もっと早く気づいていれば…と思ってしまいます。

正直、小さなコンバーターを使って水の出し入れをおこなっていた時には戻れません。
万年筆の洗浄が面倒だと感じている方がいれば試して欲しい。これは洗浄するのが楽しくなります!

 

2019.3.23 追伸
セーラー万年筆さんのYoutubeに分かりやすい動画がアップされておりましたので、
こちらもご覧ください!

 

少なくなったボトルインクからコンバーターへインクを入れてみました!

続いて、セーラー万年筆のメンテナンスキットだけに付いている、もう1つのノズル「インク吸入ノズル」を使って、少なくなったボトルインクのインクをコンバーターに入れてみます!

こちらは直観的に出来てしまい、ざっくりとした説明になってしまうほど簡単です(笑)

▲少なくなったボトルインクにインク吸入ノズルを付けたスポイトでインクを吸い上げます。
▲コンバーターに直接インクを流し込みます(インク入れすぎ注意)

 

インクの注入についてはメーカー問わず使えそうな感じです。
しかしながら、他社製のインクが混ざるとインクが固まるなどの不具合が発生する場合もありますので、使う際には「洗浄器」や「インク吸入ノズル」「コンバーター」をキレイに洗って、乾いてから使うことをオススメします!

コンバーターいっぱいにインクを入れたい私としては、ボトルインクが少なくなくても、吸入しきれなかった部分に、追い足しするのに使えそうです。

 

2019.3.23 追伸
セーラー万年筆さんのYoutubeに分かりやすい動画がアップされておりましたので、
こちらもご覧ください!

 

初心者には心強い味方、玄人には応用がききそうな洗浄キット

インクの色を交換したい時、しばらく使わないからキレイに洗いたい時、など、活躍の場が十分ある「万年筆メンテナンスキット」。

記事で取り上げたものは「セーラー万年筆専用」ですが、プラチナ万年筆、パイロット(非売品)にも「洗浄キット」がありますので、気になる方はゲットしてみてはいかがでしょうか!