一筆館スタッフ 関屋

以前、ペリカン スーベレーン「M1000、M800、M600、M400、M300」の違いについてお話しましたが、前回に引き続きペリカン スーベレーンについて掘り下げます。

前回コラムでも、スーベレーン シリーズについて詳しくまとめてありますので、初めての方はこちらもあわせてご覧ください。

さて、今回深堀するのはペリカン スーベレーン シルバーモデル。
下一桁に「5」の数字が付く「M805、M605(数量限定)、M405」がそれにあたります。
一体スーベレーンシリーズと何が違うのかまとめてみました。

目次
1 デザイン(装飾)の違い
2 万年筆のサイズの違い
3 ペン先の質・太さの違い
4 書き味の違い
5 シルバーモデルはこういう人におすすめ
6 その時にしか買えない限定品

 

デザイン(装飾)の違い

代表的なM400とM405で、デザインの違いを見て行きましょう。


M400は、クリップなどの金属部分にはゴールドプレートが施され、ペン先もロジウム装飾14金ペン先を採用されており、「ボディカラー+金色」の組合せが豪華さ、高級感を演出しています。


一方M405は、金属部分にはパラジウムプレートが施され、ペン先はロジウムプレート14金ペン先になっており、「ボディカラー+銀色」の組合せが金とは違う、落ち着いた高級感が漂っています。

ロジウムとは「耐腐食性・高硬度・耐摩耗性」に優れた金属で、白く落ち着いた高級感のある輝きが素敵なことから万年筆や装飾品によく使われます。インクによるペン先の腐食を防ぐため、また金の変形しやすく摩耗しやすいという欠点を補うために行われている加工です。

 

万年筆のサイズの違い

2018年9月現在、定番シルバーモデルには「M805」と「M405」があります。
前回の記事でもお話しましたが数字の違いには、万年筆の大きさと重さが関係しています。

モデル名 サイズ(筆記時) 軸径(キャップ) 重さ 当店販売価格
M805 167mm 15mm 29g 50,490円
M405 150mm 13mm 15g 32,130円

M805とM405を比べてみると、番号が大きい方が万年筆の大きさが大きくなり、それに伴って、重さやペン先も異なっていくことが分かりますね!
ちなみにではM800とM805・M400とM405で価格に差が出ることはありません。

ペン先の質・太さの違い

ペン先の「質」と「太さ」にも違いがあります。

ペン先の質はモデルによって変わり、M805は 「ロジウムプレート18金」、M405は 「ロジウムプレート14金」となります。金のペン先に、耐腐食性・高硬度・耐摩耗性に優れたロジウムをメッキを施されています。

ペン先の太さについてはM805だけ、BB(極太字)のペン先を選ぶことが出来ます。しかしながら、人気の EF(極細字)、F(細字)を選びたい方は気にする必要はありません!

モデル名 EF(極細字) F(細字) M(中字) B(太字) BB(極太字)
M805
M405

 

書き味の違い

書き比べてみての個人的な感想になりますが、末尾が「0」のシリーズと、末尾が「5」のシルバーモデルでは、シルバーモデルの方が弾力があり、固い印象があります。
しかしながら、大きな差ではないので、個人的には見た目重視でも問題ない気がします。

シルバーモデルはこういう人におすすめ

先にも挙げたように、シルバーモデルは金属部分・ペン先ともに「銀色」で、落ち着いた高級感が漂っています。ご贈答シーンであれば「昇進祝い」や「役員・社長などの就任祝い」などにオススメで、プレゼントシーンとしては、フォーマルなしっかりとした格好が多かったり、シンプルな持ち物が多い男性にオススメです!

ボディカラーは「ブラックストライプ」「ブルー縞」「」の3つから選べます。

その時にしか買えない限定品

シルバーモデルの違いが分かったところで、こちらも見逃せないのが限定品の存在です。
「特別生産品」という名で限定品が発売されており、その素敵さに万年筆好きの間で度々話題になっています。

シルバーモデルの場合は、最近は毎年なにかしらの限定品が発売されています。
どれも1年以内には完売してしまう人気商品ですので、運命を感じる1本に出会ったら手にすることをオススメします!

オーシャンスワール
▲2017年の限定品「M805 オーシャンスワール」もマーブル模様が美しい万年筆でした

 

さて、ペリカン スーベレーン に詳しくなったら、何を買うか迷ってしまいますね!