一筆館スタッフ 澤田

モンブラン、ペリカン、パーカーなど高級ブランドがずらりと揃う一筆館ですが、私が初めての万年筆として迎え入れたのが、何を隠そうカヴェコクラシックスポーツ

一般的な万年筆路線からズレてしまい、一筆館スタッフとしてはお客様のお手本にはなりませんが、ものを選ぶ基準は人によって千差万別という事で何卒お許しくださいませ(笑)。

という事で、取りつかれる方続出のカヴェコについてご紹介させていただきます!

1. カヴェコの歩み
2. カヴェコの魅力
3. カヴェコの楽しみ方
4. カヴェコの人気商品のご紹介

1. カヴェコの歩み

1883年 ドイツのハイデルベルグで創業。
ブランド名のKawecoは、創業者のハインリッヒ・コッホ(Koch)と、ルドルフ・ウェバー(Weber)のイニシャルを組み合わせ命名される。
1910年 リリプットを発売。
1912年 現在でも人気のカヴェコ・スポーツの販売を開始。
1934年 ディアを発売。
1972年 ミュンヘン・オリンピック開催の際に「カヴェコ・スポーツ」が公式ペンに認定され、スペシャル・ペンダント付きのスポーツセットを発売。
1976年 経営難のために製造を中止、その幕を閉じる。
1995年 ドイツ・ニュールンベルグのグットバレット社により復刻。
1996年 ドイツの国際ステーショナリー見本市「ペーパーワールド」でカヴェコ・スポーツの復刻版を発表。
2013年 カヴェコ創立130周年を迎える。

※「世界のペンブランド」(2016年4月10日発行)から抜粋

その歴史は100年をゆうに超えたカヴェコ、世代を越え、国境を越えて、愛され続けたのにはやはり訳があるのでしょうね♪

2. カヴェコの魅力

見た目のおしゃれさ

カヴェコの代表格で一番人気の、スポーツシリーズ。
スポーティーに携帯できるという点から名付けられたそうです。

その名のとおり、コンパクトな見た目のかわいさは他ブランドにはない特徴!
手の平にコロンと収まり、ポケットに入れて持ち歩いても邪魔にならないサイズ感。
ネーミングがスポーツなだけに、ゴルフやボーリングなどのスポーツのスコア記入用に持参する方がいらっしゃったらこだわりを感じますね♪

特に樹脂製のクラシックスポーツスカイラインスポーツアイススポーツはおもちゃのように軽いけど、天冠のクラシカルなカヴェコエンブレムが本格派を物語っています。

こういう要所を押さえている所もグッとくるポイントです。

そして、サッと何気なく取り出せば、あら不思議。
注目の的になる事間違いなしの筆記具という事はカヴェコを持ってる方が少なからず経験していると思います♪

また、お手頃価格なので気軽に筆記具ライフをおしゃれに楽しめるのもうれしい!
一筆館のお客様でもお気に入りのカヴェコをたくさん所有し、日によって、気分によって、素材やカラー、中のインクを使い分けるカヴェコ上級者もいらっしゃいます。

よくSNSでもおしゃれ文具として、ステキなノートや手帳のお供として多く紹介されていますよ。

経年変化も楽しむ

素材の良さを活かしているのが、スポーツシリーズでもブラスアルミスチール
あえて、素材自体を活かす為に表面処置はせず、納品時からある細かな傷も一つの味ととらえます。

特にブラスはその経年変化が顕著にあらわれます。
使用するうちにつくキズや手の油などいろいろ混ざりあって、初めの金色がどんどんくすんでいき、エイジングを楽しめます!

お気に入りのものは何であっても、キズがついたり色の変化があったりすると悲しくなりますが、この素材を楽しむ3シリーズはそれがあってこそなんぼ。
革のエイジングを楽しむ事と似ているかもしれません。

年数を経て使ううちに味わい深くなる古道具や骨董などアンティーク好きな方は上記の3シリーズや、はじめからスレやキズを全面に惹き出した魅力たっぷりのアル・スポーツ ストーンウォッシュがおすすめです。

3. カヴェコの楽しみ方

私がはじめての万年筆にカヴェコを選んだ理由は、多くのお客様が求める「書き心地」でも「高級感」でもありません。
カヴェコ特有の「見た目のかわいらしさ」と「失敗しても許せるお手頃プライス」だけでもありません。

自分の好きなように『カスタマイズ』できる自由さです!

クリップ


他の万年筆にはない選択肢ですよね。
ほぼ100%と言ってもいい位、どの万年筆にもクリップが要不要関係なく、ついています。
それが王道です。
ないと物足りなく感じますよね。

そこをカヴェコは、つけたい人はご自由に!のスタンスです。
そこが好きです(笑)。

ペン先ユニット

スポーツシリーズは注文時はM(中字)がデフォルトで付いてはいるのですが、ペン先ユニットを別途ご注文いただくと、EF(極細字)からBB(極太字)まで5種類からお選びでき、また、首軸のカラーもボディと変えてツートーンにもなるという、おしゃれ上級者の荒行も成し遂げる事が可能です!

まさに自分の好みに沿った万年筆を完成する事が可能なんです!

色違いで購入し、キャップをそれぞれ変えてパケオのようなツートーンの筆記具にするという手もありますね♪

ちなみに私の仕様は、カヴェコのロゴと同じ金色のちょっと装飾が豪華なクリップNを装着し、ペン先はEF(極細字)とデフォルトのM(中字)を使い分けております。
基本的にEFは手帳などの日常用に使用していますが、Mはバースデーカードなどのメッセージ用や年賀状などの宛名書きに使用しています。
重要な書き心地もなかなかどうして、他ブランドの1万円クラスのものより書きやすく感じます。
愛着からくるものでしょうか。。。(笑)


首軸のカラーまでは変える勇気はありませんでした(笑)が、ペン先を用途に応じて変える事ができて大満足。

注意)クリップ、ペン先ユニットは用意がないシリーズもありますのでご了承ください。

おまけ:スポーツシリーズ対応のコンバーター

小さい!!
一般的サイズのプラチナ万年筆のコンバーターと比較対象となる1円玉と比べてみました。おそらく世界最小ではないでしょうか!?
まず他ブランドだった場合、コンバーターを作らずカートリッジ式にしてしまうでしょう、普通。
でも作ってしまうのが、カヴェコ♥

4. カヴェコの人気商品

スカイライン・スポーツ

やはり上記で散々書き連ねたスポーツシリーズが機能性、携帯性もあって一番人気があります。
自分にとってはかわいらしすぎたのでクラシックにしたのですが、スカイラインスポーツマキアートミントのカラーが女性には特に人気ですね!

カヴェコ 万年筆 スカイライン スポーツ ミント

ペンシル スペシャル

カヴェコ シャープペン ペンシルスペシャル ブラック 0.5mm

1930年代の事務用鉛筆をイメージして作られました。
クラシカルで余分な装飾が一切なく重厚感のあるスペシャルは、カヴェコの中でもシンプルイズザベストの代表格。
金属製のひんやりとした手触りのシャープペンは0.5mm~2.0mmまで揃うためプロユースでの利用が高く、適度な重みや8面体のボディの吸い付くようなグリップ感の書き心地は幅広いファン層の支持を得ています。

パケオ

20世紀初めに販売されていたシリーズの復刻版。
キャップとボディのツートーンの色合わせのおしゃれさが、SNSの文具好きの方に人気を得ています。ブリスターパッケージも発売されて、ちょっとしたプレゼントに好評です。

カヴェコ 万年筆 パケオ インディアンサマー

スチューデント

その名のとおり、勉学に励む学生たちのために使いやすい筆記具として作られたスチューデント。
一筆館でも入学・卒業シーズンでお祝い品として人気があります!

カヴェコ ボールペン スチューデント レッド

 

 

 

 

 

 

 

 


まだまだカヴェコファンとしては日が浅い私ですが、使っていくうちにどんどんカヴェコの魅力にはまってしまいました。
自分の中で次に買いたいものリストも順番がついておりうれしい悩みですが、皆様のカヴェコへの熱い思いやこんなところが好きだ!なんてありましたらお聞かせ頂けるとうれしいです♪