木目には、誰しもがなつかしさや温かみを感じると思います。無駄な装飾のない、素材そのものの美しさには不思議な魅力がありますよね。

文具と木材は、切っても切れない間柄。今回は、木目の美しさと環境への優しさを両立させた文具を紹介していきたいと思います。


昨年末、日本最大級の環境イベント「エコプロ2016~環境とエネルギーの未来展」に取材しました。さまざまな分野のメーカーや団体が、環境に優しい製品やサービス、取り組みを紹介しています。

 

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一般来場者やメーカー関係者のほか、環境学習の児童や生徒など約17万人が訪れました。

 

そこで見つけたのが、ハートツリーの「きのかみ」。吉野杉の間伐材を、0.1mm以下の薄さにスライスして、紙と貼り合わせた特殊な折り紙です。これまで捨てられていた間伐材を有効活用した商品です。

 

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触り心地はまさしく木なのに柔らかく、きれいに折ることができます。サイズは、正方形とA4サイズの2種類。木目の美しさを感じながら、折り紙やペーパークラフトを楽しむことができます。

 

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不器用な私でも折ることができました。外国のお客様にも喜ばれそうですね。

また、こちらも「エコプロ2016」で紹介されていた、トンボ鉛筆の「木物語」。

 

 

規格サイズに合わない端材をつないで作った集成材(フィンガージョイント式)を使い、芯部の黒鉛にはこちらもリサイクル材料である「キッシュ黒鉛」を採用するなど、エコな製品。黒の鉛筆のほか、色鉛筆もラインナップしています。

 

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トンボ鉛筆のマークのよこに、継ぎ目が見えます。

1992年に「鉛筆」で初めて「エコマーク認定」されたリサイクル鉛筆です。

あえて木同士の継ぎ目を見せて、木目の美しさを伝えることで、リサイクル意識を高めようという目的があるそうです。子どもたちに環境保護の大切さを伝える教材にも使えそうですね。


木目といえば、万年筆にも木軸で美しいものがありますね。

パイロットの「カスタム一位の木」。縁起の良い木として知られる「イチイ」(別名:アララギ)をボディに使用した万年筆です。

 

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屋久杉を使ったプラチナ万年筆の「#3776 屋久杉 #62(万年筆)」も素敵ですね。

 

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木目の美しさも楽しみながら、環境に保護についても考えることができます。ぜひ使ってみてくださいね。