皆さまはプラマンというペンをご存知でしょうか?
プラマンとはプラチナ万年筆の略ではなく、ぺんてるさんが販売しているプラスティックのペン先を持つ万年筆風の筆記具です。

プラマンの詳しい紹介は、昨年宮本さんが書いてくれていますので、そちらに譲ります。
万年筆のような筆ペンのようなサインペン?独特の書き心地にはまる【トラディオ・プラマン】

プラマンは発売から30年以上が経過しても、根強いファンに支えられたロングセラー商品です。
初代プラマンは使い切りでしたが、1993年に発売された「トラディオ・プラマン」はカートリッジ交換ができるようになっています。
カートリッジ交換といっても、ペン先、持ち手部分、インク収納部が一体になっているため、キャップと尻軸以外をごっそり交換することになります。

今回私が入手したのは、1993年に発売されたカートリッジが交換できるトラディオ・プラマンのフランス産・ユーロ限定モデルです。

数年前には都内の文具店でよく見かけたのですが、自分が欲しくなった時には店頭から姿を消していました。
たまたま東北に出張に行ったのですが、立ち寄った文具店でようやく見つけることができました。

なぜ私は国産の標準プラマンではなく、ユーロ限定モデルを必要としていたのでしょうか。

その理由は「軸の色」です。
国産のトラディオ・プラマンの軸色は「黒」だけなのですが、ユーロ限定モデルは「オレンジ」「ヴァーミリオン(赤ピンク?)」「カラメル(黄土色?)」「チョコレート(茶色)」があります。
日本茶色普及協会理事長である私、当然選んだ色はもちろん「チョコレート(茶色)」です。

ところが軸は茶色になっても、残念ながらインクの色は国産プラマンと同様、「黒」「赤」「青」のみです。

私は書きながら考えるアナログ派なので、考えるときはA3用紙に手書きでアイデアを次々に書き込んでは消していきます。その時に使うのがトラディオプラマンです。

考えるときに使うペンが自分が好きな茶色だと、アイデアもどんどん湧いてきます。(気のせいかもしれませんが。。。)

そこで。。。

私が考えるプラマンの欠点は3つ。

1)軸色が「黒」しかないこと

2)カートリッジ交換でペン先まで変えなければならないこと

3)インク色が「黒」「赤」「青」しかないこと

1)の欠点は、ユーロ限定モデルの入手により解決しました。

2)について、プラスティックのペン先は筆記に応じて書く人になじむように変化します。
プラマンはカートリッジ交換でペン先まで変えてしまうため、交換の度に書きなれたペン先と別れ、新たなペン先を育てる必要があります。
ペン先を交換せずに使える方法はないでしょうか?

3)について、カートリッジ内部にアクセスできないため、中のインク色を変えることは構造上不可能です。
お気に入りのインクでプラマンを使う方法はないでしょうか?

実は、私の得意分野である「文具工作」の力を使えば、一気に解決することができます。

改造内容をひと言でいうと。。。

カートリッジ内のインクを全て抜き取り、ノコギリで切断してフェルト芯を出し、シリコングリスを使って直液式に改造すれば、好きな色の万年筆インクが使えます。
インクは後から補充できるため、同じ色で使いまわすのであればペン先交換も必要なくなります。。。

多くの人は私が何を言っているかサッパリわからないと思いますので、私の別コラムの以下リンク先を参照してください。

【自称工作師が茶化す「ぺんてるのプラマン(前編)」】
【自称工作師が茶化す「ぺんてるのプラマン(後編)」】

改造後のプラマンはこの通り、外見上は何ら変わりがありません。

実際に書いてみると、茶色インクで書けるようになりました。

欠点を克服した私のトラディオプラマン、書きやすいのでお気に入りのペンです。

。。。
文具工作は、文房具の使い方の可能性を広げてくれます。

皆さまもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
決して推奨はいたしませんが。
( ̄▽ ̄)T

<免責事項>
商品の改造はメーカー保証外です。
あくまで自己責任で行ってください。