ほしかったガラスペン、友人からいただきました。

三和酒類の「下町のナポレオン」こと「いいちこ」のキャンペーンで当選したものらしく、箱には「いいちこ(iichiko)」のロゴが箔押しされています。

箱を開けると美しいガラスペンが入っています。

説明書きによると、ドイツ・ワイマール地方の熟練された職人の手により一本ずつ丁寧に製作されたものだとのこと。

ガラスペンとは「つけペン」の一種で、1902年に佐々木定次郎さんという方により考案されたそうです。
つけペンの文化は欧米で培われたものだと思っていたのですが、日本人が考案したとは意外ですね。

壊さないように恐る恐る取り出してみます。

ガラスペンはその名の通り、全体がガラスでできています。

ペン先にはらせん状の溝があり、インクをつけると毛細管現象でインクが吸い上げられる仕組みになっています。
付属していた説明書を読むと、一度インクをつけると50~100文字は書けるそうです。

ペン先とペン軸の間には、インク止めという部分があります。
これはインクで手を汚さないようにする仕組みです。

早速書いてみます。

使うインクはもちろん「ペリカンブラウン」。

インク止めの下までインクをペン先に浸します。

軽く振って余分なインクを落とします。

万年筆のようにペン先がしなることがないので、若干かたい筆記感です。
しかし、ペン先を滑らせる感覚は思った以上に滑らかです。

書けるところまで書いてみましょう。

「いいちこのガラスペン」、ちょうど10文字です。笑

書き続けてみます。
150文字までは普通に書けましたが、それを超えると書いた文字がかすれてきます。
240文字で完全に書けなくなりました。
字の大きさにもよりますが、だいたいハガキ1枚分くらいは書けるようです。

お手入れは、水で洗って乾かすだけ。
万年筆でインクを替えるときよりも、インク替えは簡単です。
複数のインクを試すときは、ガラスペンがよさそうですね。
ま、私は前回申し上げた通り、一種類のインクしか使わないんですが。。。

これから夏に向かって季節は移り替わってきますね。
ガラスペンの透明感のある美しさは、夏にピッタリです。

ガラスペンは、落とすと壊れてしまいます。
しかし取り扱いさえ注意すれば、長く使えるペンです。

皆さまも、儚いペンが生み出す文字を味わってみてはいかがでしょうか?
( ̄▽ ̄)T