今回はクロスの定番ボールペン「クラシックセンチュリー」を紹介します。

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クロスは1846年に創業した、米国で最も長い歴史を持つ筆記具メーカーです。
創業当初は金銀細工のペンシルホルダーを製造し、シャープペンシルの原型となる「繰り出し式ペンシル」も開発しました。

「クラシックセンチュリー」はクロス創業100周年を記念して1946年にまずはペンシルとして発売されました。
ボールペンが発売されたのは1953年、以来60年の時を経た今日でもデザインをほとんど変えずに世界中の人々に愛されつづけているクロスの代表的シリーズといえます。

クロスのペンを横から見ると、トップが台形に見えますね。
この特徴的なペントップの形は「コニカルトップ」と呼ばれており、クロスのペンの代名詞となっています。

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クラシックセンチュリーは、時代を通じてたくさんのラインナップがあるのですが、私が中古入手したこのペンは12金張のボールペンです。
最新カタログを見ると10金張、14金張、18金張はあるのですが、この12金張はすでに廃盤になっているようです。

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ペントップ下には「MADE IN IRELAND」との刻印が見えます。
クロスのアイルランド工場が閉鎖されたのが1999年なので、このペンはそれよりも古いペンであることがわかります。
金のくすみ具合から判断すると、おそらく1980年台後半から1990年代前半に製造されたのではないでしょうか。

クラシックセンチュリーは回転繰り出し式のボールペンです。
軸をねじるとき、独特の「ヌルッ」とした感触が病みつきになります。

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ペンを分解すると、リフィルが出てきます。
クロスのリフィルは他社のリフィルとは異なり、少し長い形状をしています。
尻部分の黒いところがネジになっており、これを巻くことによりリフィルを着脱する仕組みになっています。

実はこの特徴的なリフィル、三菱から互換リフィル(型番:SK-8)が販売されています。
純正リフィルにこだわらない方は、こちらを選択してもよいかと思います。
かつてはこのリフィルを使ったペン本体も販売されていたようですが、現在はリフィルだけが販売されています。

さらにクラシックセンチュリーには、「スイッチイット」というオプションがあります。
このリフィルに入れ替えると、クラシックセンチュリーが0.7mmシャープペンに変身します。
スイッチイットはクラシックセンチュリーに対応しているのですが、一部の古いモデルには使えないという情報もありますので、お買い求めの際には店頭に確認するといいでしょう。

クラシックセンチュリーはスリムでエレガントなボディが特徴です。
この軸の太さは一般的な鉛筆の直径と同等の7.5mm。
これは創業時からペンシルホルダーを製造していたことに由来します。
スリムなので、女性にも握りやすいペンですね。

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男性の皆さま。
女性へのプレゼントとして、「クラシックセンチュリー」を贈ってみてはいかがでしょうか。
( ̄▽ ̄)T