普段私が使っている万年筆を紹介します。

モンブランの№144。
細身のカートリッジ/コンバーター方式です。
残念ながらこの万年筆、2000年代に廃盤になってしまったようで、
現在では店頭で新品を入手することができません。
私はブラックとボルドーの2本持っており、2本とも10年くらい前に「未使用品」として入手しました。

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この万年筆は、モンブランの現行モデルにはない「嵌合式(キャップ式)」となっています。
モンブランの現行モデルで採用している「ネジ式」は、
キャップを着脱する際にネジのようにクルクル回す手間があります。
これに対し「嵌合式」はネジを回す必要はないため、すばやくキャップを着脱することができます。

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ちなみに、この嵌合式はインク漏れを引き起こしやすいらしく、
№144は「Worst Pen of the year 2000」でワースト1を取ったペンでもあるようです。
(ま、今のところ私はインク漏れの事故に見舞われたことはありませんが。。。)

軸の太さは、現行の№149や№146、さらには№145よりも細くなっています。
これは手の小さな人でも扱いやすいよう、主に女性向けのペンとして売り出されたからだと言われています。

ブラックの№144は、ニブにプラチナ装飾が入ったバイカラー、14金のペン先です。
購入証明書の年月日は1996年でしたので、20年前のペンですね。

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一方ボルドーの№144は、ニブは全金、同じく14金のペン先です。
こちらはペン芯に「エボナイト」を使っており、1988年京都で購入されたペンでした。

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ニブの太さはともにF(細字)。
といっても、同じ字幅でも舶来品のほうが字幅が広いため、国産の万年筆ならM(中字)くらいです。

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私は両方の万年筆に同じインクを入れて、ローテーションして使いまわしています。
筆記量が多いため、まれに1日でインクを使い切ってしまうことがあります。
しかしどちらの万年筆も同じ書き味なので、2本あれば困ることがありません。
普段使いの手帳やノートには、もっぱらこの万年筆を使っています。

この万年筆の後継は№145。
№145はネジ式キャップとなっており軸の太さも若干太いので厳密には後継とはいえませんが、
メーカーとしてはその位置づけのようです。

。。。
2本の№144.
今では2本とも私の手に非常によく馴染んで、私にとってなくてはならない相棒です。

皆さまも、「人生の相棒」となる万年筆を手に入れてみませんか?
( ̄▽ ̄)T