はじめまして。
7月より一筆館でコラムを担当することになりました小野忠と申します。

文房具はあまり詳しくないのですが、
万年筆をはじめとした筆記用具は昔からこだわりをもって使っています。
普段は主に文房具の工作を行っております。
また茶色が好きすぎて「日本茶色普及協会」という団体を設立し、
茶色の色展開を怠るメーカーに圧力をかけたり、茶色い商品を公認したりしています。
一筆館では、皆さまにお役に立てるようなコラムを書きたいと思っておりますので、
これからもよろしくお願いいたします。

。。。
普段、私は万年筆を使います。
持っている本数は5本、決して多くありませんが、全てのペンを日常的に使っています。

私が万年筆を使うようになった理由。。。
人から贈られて「もったいないから使わない」と、タンスの肥やしにしていた方から
万年筆を譲ってもらったことです。

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万年筆はあくまで「道具」として生まれてきたものですから、
道具として使われないのは万年筆にとっては不本意なことです。
万年筆はその名の通り、大事に使えば長く長く使えるものです。
そして使えば使うほど、使う人に合った書き味になっていくのです。
したがって、長くしまわれているよりも長く使ってあげることが、
道具にとっては幸せなことだと私は思います。

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「もったいないから使わないことが、もったいない」

これが、実用的な道具に対する私の考え方です。
以来、私は使われていない万年筆を見つけては入手し、大事に大事に使っています。
そして使わなくなった万年筆は、大事に使っていただける方にお譲りしています。
つまり、使わない万年筆は持たないようにしているわけです。

皆さまも人から贈られた万年筆、タンスに眠っていませんか?
使っていない万年筆を「道具」として使いはじめることが、まずはスタートです。
( ̄▽ ̄)T