今回は、自宅で発見された
オーパーツな文具について書きたいと思います。

オーパーツとは、
《out of place artifacts(場違いな人工物)からの造語》
その時代の文明にそぐわない古代の出土品。
当時の技術では製作が不可能と考えられる加工品などのこと。
―― デジタル大辞泉 より ――

……ですが、このコラムでは、
「場違いな人工物」=「どうしてコレがココにあるの?」
くらいの感覚で捉えていただけると幸いです。

では、オーパーツについてご理解いただいたところで、
どんなオーパーツが出現したかということに相成りますが、
その正体は、↓コレ!

▼コーリン鉛筆さんの「ゴールド芯」です
▼コーリン鉛筆さんの「ゴールド芯」です

 

【 オーパーツ情報 】

商品:
ゴールド芯
メーカー:
コーリン鉛筆
発売年:
1970年代初め
発掘場所:
押入れ
「ゴールド芯」をご存じない方は、コチラをどうぞ!
“懐かしがり屋”ライター・初見健一氏による
「東京レトロスペクティブ」という、
非常に興味深いサイトの記事です。

ゴールド芯が発売されたのは、今から40年以上も前で、
実際に私が使っていたのも40年近く前。
現代の文明にそぐわない古代の出土品とまではいきませんが、
オーパーツ指数はかなり高いです。

なぜコレが私の家に残っていたかというと、
前述の初見氏の記事にもありましたが、
この容器は、当時のシャープペンの芯の入れ物としては、
かなり斬新だったように思います。
シャープペンの芯は、他にも色んな種類がありましたが、
金色を呈した芯とこの容器は、まさに別格。

当時学生だった私は、この入れ物がキレイだったことと、
サイズや形状がお裁縫用の針を入れるのにピッタリだったので、
芯を使い切った後に針の収納先にしていたのです。

▼家庭科で使うお裁縫用の針入れに
▼家庭科で使うお裁縫用の針入れに
▼内部は丸くくり抜かれています
▼内部は丸くくり抜かれています

その後もずっとお裁縫箱に入れたままの状態で押入れに保管。
引っ越しの際も中を開けることなく持ってきたので、
廃棄処分の対象になることもなかったのでしょう。
偶然が重なって難を逃れたといっても
過言ではないように思います。

私は、このことをすっかり忘れていたので、
この容器を数十年ぶりに見つけたときは、
さすがに懐かしく、心が躍るような感じがしました。

皆さんのご自宅にも、開かずの押し入れや物置、
段ボール箱などがありましたら、ちょっと覗いてみませんか?
懐かしいオーパーツ文具が出てくるかもしれません。