2011 年、私は、PHP 研究所さんから
『最強の文具活用術』という本を上梓しました。

「好きに書いて良い!」という
編集担当者のお言葉に甘えて、
本当に好きに書かせていただいたのですが、
「鉛筆」について調べているうちに
下の2つの情報を得ることができました。

  1. 日本に初めて鉛筆が伝来したのは、
    徳川時代の初期で、オランダ人が
    徳川家に献上したと伝えられている
  2. 現在、静岡県の「久能山東照宮博物館」に
    徳川家康公の遺品として保存されているのが、
    現存する日本最古の鉛筆である

こうなると、著者としては、画像をお借りして
書籍でご紹介したくなるワケですが、
このときは、残念ながら、諸事情により、
断念せざるを得ない状況となってしまいました。

けれども、さらに調べてみた結果、
この鉛筆のレプリカが
東京・台東区にある日本文具資料館
展示されていることがわかったのです。

そして、同館には、伊達政宗公の
副葬品の中から見つかった鉛筆のレプリカも
一緒に展示されていることがわかりました。

このレプリカは、鉛筆が完全に風化する前に
つくられたもので、現在の政宗公の鉛筆は、
発掘後の劣化により、原形を留めていないそうです。

こうして私は、前述の書籍の中で
徳川家康公と伊達政宗公の鉛筆のご紹介の
ページを設けることができたのです。

それ以来、いつか訪ねたいと思っていた
日本文具資料館。

▼浅草橋駅から徒歩約5分。  「東京文具販売健保会館」1階
▼浅草橋駅から徒歩約5分。
 「東京文具販売健保会館」1階

では、いよいよ入館します!

▼ワインレッドの台の上に!! o(≧▽≦)o
▼ワインレッドの台の上に!! o(≧▽≦)o

入館早々、お目当ての品を見つけた私!
思わず駆け寄り、画像を撮らせていただきました。

上:徳川家康の鉛筆(レプリカ) 中:伊達正宗の鉛筆(レプリカ) 下:現在の鉛筆(三菱鉛筆) ※資料館の方が、光が反射しないように、と  ショーケースからわざわざ出してくださいました。
上:徳川家康の鉛筆(レプリカ)
中:伊達正宗の鉛筆(レプリカ)
下:現在の鉛筆(三菱鉛筆)
※資料館の方が、光が反射しないように、と
 ショーケースからわざわざ出してくださいました。

ずっと拝みたかったモノを前にすると
やはり、そこには、感慨深いモノがありました。

資料館には、この他にも様々な展示品があります。
ぜひ実際に足を運んでいただきたいと思いますので
細部の撮影は来館時のお楽しみとして控えつつ、
ザッと一緒に観ていきましょう。

▼古代筆記具の数々
▼古代筆記具の数々
▼いかにも古そうな計算機やそろばんの類
▼いかにも古そうな計算機やそろばんの類
▼万年筆……とまだまだ続きます
▼万年筆……とまだまだ続きます

今年、お花見で隅田川あたりに行くご予定のある方は、
日本文具資料館までちょっと足を延ばしてみませんか?

【日本文具資料館のご案内】
日本文具資料館

東京都台東区柳橋1-1-15(東京文具販売健康保険組合会館1F)
JR総武線/都営地下鉄「浅草橋」下車・徒歩5分
電話番号:03-3861-4905
開館時間:13:00~16:00
休 館 日 :土・日・祝祭日、12/28~1/5
観 覧 料 :無料