前回に引き続き、プラチナ万年筆さんにお邪魔しています。
今回は、企画部のサブマネージャー・山新田(ヤマニタ)政秋さんからお話を伺います。
早速お名刺交換をしたところ、いただいたお名刺がご覧の通り!

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印刷とはいえ、筆記線に万年筆感が出ていて、とっても素敵!
さすが、万年筆メーカーにお勤めだけあります。
私もマネしたくなりました。(笑)

こんな素敵な名刺をお持ちの山新田さんにお伺いしたのは、
普段お使いの「仕事ペン」です。

▲山新田さんとお気に入りの「仕事ペン」
▲山新田さんとお気に入りの「仕事ペン」

山新田さんがご披露くださったのは、
新プレスマン」(画像の向かって左側)と「プレピー万年筆 02」。
新プレスマンからお薦めの理由を伺うと……。

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新プレスマンの先代の「プレスマン」は、
速記士や記者向けに開発されたシャープペンで、
同社のロングセラー商品の1つだったそうです。

大量の文字を素早く書けるように、
・芯を0.9mm の2B芯に
・滑らかさを向上させるセーフティスライド機構を内蔵
(※ 強い筆圧から芯折れを防ぐ)
・全長100mm の芯に
(※ 取材の途中などに「芯切れ」で筆記の機会を逃すのを防止)
したのが特長です。

そして、優れた機能と書き味、鉛筆が主流の時代に
プレスマンに持ち替えても違和感がないことなどが
徐々に認められて、国会の書記にも使用されるようになり、
後に、執筆家、クリエーター、コピーライターなどの
職業の方にも広まっていったとのこと。

2015年は、日本で実用的シャープペンが誕生してから100年目に当たる年。
これに合わせて1978年の発売以来37年ぶりに、
先代の快適性を改善し、リニューアルしたのが新プレスマン。
¥200(税抜)という低価格でプロ気分の書き味と機能が味わえるスグレモノ!

 

続けて「プレピー万年筆 02」のお薦め理由です。

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2007年発売のプレピー万年筆 は、世界一売れている
超低価格万年筆(日本文具新聞社調べ)。
山新田さんお薦めの「極細02」は、昨年秋に発売されました。

数ある筆記具の中でも群を抜いて細い字が書けるので、
手帳やスケジュール帳などの小さなスペースにも
鮮明に書き込めるようになりました。

極細は、製造工程で繊細な加工が要求されるそうですが、
高級万年筆にも施す手作業の最終工程を入れ、
価格に釣り合わないといっても過言でないくらいの
サラサラとした滑らかな書き味が実現!

そして、嬉しいことに、前回ご紹介した、
“スリップシール機構”と同じシステムも搭載されているので、
カートリッジインクを差し込んだままでも、
こちらは1年放置しても乾かずに、
いつでもさらっと書き出すことができます。

プレピーのコンセプト通り、万年筆入門用、または
普段使いの筆記具として多くの方に万年筆の楽しさと書き味を
知っていただきたい1本とのこと!
ブラック、ブルーブラック、レッドの全3色。定価300円(税抜き)。

私は、試し書きをさせていただいたのですが、
何ともいえぬ心地よさがあって、陶酔しそうでした。

そもそも万年筆は、ボールペンと違ってボールを回転させる必要がない。
つまり、抵抗がない。
そしてそれは、「疲れない」「筆圧がいらない」ことに繋がる。

ある作家さんが「考えを妨げないで書けるのは、唯一万年筆」
と仰ったそうです。

私は、万年筆というと、どうも構えてしまうところがあったのですが、
お話を伺っていて、もっと気軽に万年筆を使ってみようと思いました。
そして、自分の書き癖にペンが馴染んでくるのを楽しむつもり!