どこで購入したのかは忘れてしまいましたが、最近『プラマン』というペンを買いました。

お店で見て、ぽてっとした独特のフォルムに手が出てしまい、試し書きをしてなんとも言えない書き心地に衝撃を覚えて購入したペンです。

ぺんてるの『トラディオプラマン』というペンで、持ってみると軽くてサインペンのような印象を受けます。

元々は万年筆の書き味を、金属製のペン先ではなくプラスチックで代替できないかという発想でプラマンは誕生しました。
『プラスチック万年筆』=『プラマン』なのです。

キャップが透明になっていて、ペン先が見えます

プラマンの最大の特徴は、やはりそのプラスチックのペン先です。
ペン先自体は樹脂でできていて、その樹脂をホルダーと呼ばれるプラスチックの板状のもので挟んでいるのですが、プラスチックの長さが上下で違うのがお分かりでしょうか。

上下でプラスチックの板の長さが違います

プラスチックが長い方を上にして書くと、しなりが小さくなり、やや硬めな書き心地になります。
逆に短い方を上にして書くと、しなりが大きくなるので、やわらかくさらさら書くのにはこちらが向いています。

これは実際に手に取って書いていただけると、すごくよく分かります。
私もお店で試し書きをしたときに、「なんだこりゃ~!」とびっくりしましたから☆

今までに経験したことのない書き心地。
万年筆とはまた違っていて、さらにはサインペンのような、筆ペンのような、不思議な筆記具なんです。

見た感じは同じように見えますが、書き心地は違います……さらに横にして書くと、しなりがあまりないので、より細く書けます

インクの色は、赤・青・黒の3色。
ボディカラーはどれも黒なのですが、海外モデルのプラマンにはカラフルなものもあるようです。

画像元:表現の道具箱(presented by Pentel Co., Ltd)

初代プラマンが発売されてから、実に40年近い歴史があります。
私は知らなかったのですが(すみません)、 それだけのロングセラー商品にはやはり訳があるのだと思います。

初代プラマンはインクが使い切りで交換できませんでしたが、その後1993年に「トラディオ・プラマン」が登場。
こちらはカートリッジ式で、インクの交換ができます。

くるくる回してボディを外すと、簡単にカートリッジ交換できます。

万年筆よりお手軽で、筆ペンのような柔らかさとしなりがあり、サインペンのようにすらすらと書けて、そして値段もリーズナブル。
この書き心地にはまる人がたくさんいるのもよく分かります。

フランスで賞を取るなど、海外でも愛されていて、運がよければヨーロッパ限定モデルなどを日本の店頭で見ることもできるようですよ。

イラストを描くのに使っている方もいるとか。

細かい文字を書くのには不向きですが、それぞれの用途にあわせて、気軽に使える独特のタッチを持つペンが、『プラマン』なのです。
お店で見かけたら、ぜひその書き心地を試してみてください♪

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