まつばやしけいこ

やわらかな日差しが心地よく感じられる季節になりました。
旅立ちの春を迎え、日に日にあたたかさを感じる今日この頃。
そろそろ入学式や入社式の準備で忙しくなる季節ですね。
新生活がスタートするお子さまにとって入学、就職は大きな節目です。
祝福と激励・希望を与えられる内容のお祝いメッセージをおくってあげたいでものすね。

入学祝に添える言葉 (本人に)

真新しいピカピカのランドセルを背負った子どもたちを見ると、ついつい笑顔になってしまいますね。ランドセルの可愛いメッセージカードを見つけました。

ランドセルを模したカードに入れるノート形ミニカード付。(サンリオ)

このカードの良いところは、印刷されている文字が読みやすいひらがなで書かれていること。文章に合わせた挿し絵があるので内容を理解しやすいこと。手書きで一言メッセージだけで印象付けられること。ランドセルから教科書やノートを取り出すように、カードを取り出すようになっています。

*ひとことのポイント 優しく話しかけるように
小学生が読めるようにひらがなでわかりやすい言葉で書く。
明るく楽しく優しい話し言葉で、短く。
カードに書かれている言葉。
・ごにゅうがくおめでとう
・おともだちいっぱいつくってね!
・みんなでたべるおひるはおいしいよ
・うんどうかいやえんそくもたのしみだね
・やさしいせんせいにべんきょうをおしえてもらえるよ
・どんなかもくがすきになるかな?

入学祝に添える言葉 (義理の姉に)

*ひとことのポイント 相手を立てて教えてもらう
今後の参考にしたいなら「話を聞かせてほしい」としたためて。
体験者ならではの話しを教えてもらえます。
希望や期待をこめた一文を添えると喜ばれる手紙となるでしょう。

入学祝に添える言葉 (本人に)

*ひとことのポイント 年長者の言葉は胸に響
年下にあてるなら、恥ずかしがらずに年長者ならではの応援メッセージをおくりましょう。

就職祝いに添える言葉 (本人に)

*ひとことのポイント 将来に期待を寄せる
新しい生活が始まるにあたり、健康を気づかうと、優しさが際立ちます。何より経験豊かな年長者からの言葉はこれからの人生において大きな励みとなるでしょう。社会へ出るお祝いには、これまでのがんばりや長所を惜しみなくつづって、力強いスタートを促してあげましょう。

入学・就職は子どもにとっては大きな節目となりますので、できればきちんと祝ってあげたいものですね。私にも甥や姪がいるので、何を贈ろうかとあれこれ頭を悩ませたことを思い出しました。その甥や姪たちも今やすっかり社会人。就職のお祝いにはブランドのボールペンを贈りました。

その理由として、そして私自身も(少々)文具好きということもありますが、高価なボールペンはまず自分では買わないだろうし、社会人として仕事で毎日使うものなので実用性が高いと思うからです。
あと筆記具には「より勤勉に」「もっと勉強してくださいね」という意味合いがあるといわれていますので、新社会人の就職祝いには最適ですね。

これらのお祝い事は身内でする場合がほとんどだと思いますので、手渡しだけで済ませることもそれはそれで丁寧で良いものですが、何年たっても手書きの手紙は記憶に残るもの。

お祝いの手紙といえば、私が子どもの頃のこと、遠くに住む親戚からお祝いと一緒に届く手紙には必ず郷土菓子やデパートの高級菓子が添えられていました。懐かしいお菓子の味と共に思い出すのは、厳しい伯父がくれた手紙。意外にも優しい言葉で書かれていたのが印象に残り、伯父の優しい一面をみたようで嬉しい気持ちになったのを覚えています。
このような思い出に残るのも手書きの手紙の魅力のひとつと言えるかもしれません。


一般社団法人手紙文化振興協会

ライタープロフィール

  • まつばやしけいこ
  • まつばやしけいこ (社)手紙文化振興協会認定 手紙の書き方コンサルタント

    手紙美人にあこがれて手紙の書き方コンサルタントになりました。 手紙には、紙を選ぶ、筆記具を選ぶ、文章を考える、文字を書く、切手を貼るなどの5つの構成要素があります。これらを知ることでさらに楽しみ方が広がります。思わず手紙が書きたくなるようなヒントもお伝えできればと思います。言葉と感性を磨ける奥深い手紙文化をもっと身近に感じてもらえたら嬉しいです。