文具業界誌の記者時代、大手メーカーから小さなひとり文具メーカーまで、毎日メールで大量に届く「プレスリリース」の中から、これは!という新製品を選び、自社のwebメディアや月刊誌に掲載していました。

また、小売店や文具マニアの方などのSNSを常時チェックしたり、卸業者の方に話を伺ったり、発売後の動向も追っていました。今でもつい情報をマメにチェックして、おもしろそうな商品はすぐに試してみたくなってしまい、買いに走ってしまいます。

今回は、そんな私が気になる“業界ニュースあれこれ”をお届けします!


 uni-ball R:E(ユニボール アールイー)

3色厳選しました

まずは、ついにきましたね!先月発売されたばかりの話題商品「uni-ball R:E」、早速手に入れました!ボール径は0.5mmのみながら、軸色がメタリック、パステルカラー、キャラクターを含めたまさかの全22種(!)と、全方位に向けて一気に展開したことが伝わってきます。インク色は全8色で、黒以外のカラーインクはどれも明るめのカワイイ色味です。

生活感丸出しの予定たち

“あのペン”と並べて書いてみました。下が「uni-ball R:E」です。同じ0.5mmなので、写真ではあまり変わらないです。「uni-ball R:E」のほうはサッパリした書き味で、前回のコラムで紹介した非ヌルヌル派に良さそうです。

サラサドライ限定カラー

昨年2月に発売された「サラサドライ」に数量限定カラーが登場したのを知っていますか?従来のジェルインクボールペンに比べて乾燥時間を85%短縮(普通紙の場合)した衝撃のペンで、取材時には便利すぎて手放せません。

ゼブラ広報の方に話を伺ったところ(メーカーからの公式発表がなかったので)、2月3日から全国の小売店店頭に並んでいるそうで、売り切れたら終了だそうです!

圧 倒 的 オ シ ャ レ 感!!!

今回の限定カラーはボディカラーの展開で、ブラックマゼンタ、ブラックグリーン、ブラックブルー、パウダーピンク、コーラルピンク、ローズピンクの6色です。インク色は全て黒、ボール径は0.4mmのみです。

写真の右側、思い切ったピンク3種類!昨年頃から、まるでコスメのようにピンクを更に細かい種類に分ける服や雑貨のデザインが増えました。限定ならではの、このトレンドど真ん中さです。

一番左が限定カラー

従来品と同じ色がある?と思った方に。限定カラーと従来品を並べてみました。一番左の限定コーラルピンクは、0.4mmのソフトピンク(写真中)と、0.5mmのピンク(写真右)のハイブリッドのようなカラーリングで、真ん中の透明部分がありません。透明部分がないだけで、だいぶ印象が変わりますね。とても気に入りました!

ゼブラさんに製品画像いただきました

黒ベースの3種類も、従来品にある白い部分をなくし、蛍光に近いビビッドな色が使われ、洗練されたカラーリングとなっています。今年はアートプリントジャパングリーティングライフマークスなどデザイン性の高い文具メーカーからネオンカラーをアクセントにした手帳が発売されているので、合わせて使うのにピッタリですね。

書いたそばからインクが乾いていく機能性の高さは、各所で絶賛されている通り。それに加えてデザイン性もアップとなれば、話題にならないはずがありません。


余談(にしては長い)ですが、ゼブラのとても好きなところが、圧倒的に垢抜けたインクカラーたちです。現在、「サラサ総選挙」と銘打った、46色のサラサシリーズの中から好きな色を選んで投票するキャンペーンを開催していますが、パステルや蛍光、ビンテージカラーなど、絶妙にバランスを調整された色味がズラッと並んでいます。

パステルカラーではピンクと赤を混ぜたような「ミルクレッド」や、青み強めでターコイズ寄りの「ミルクグリーン」という色が絶妙だなと感じますし、ビンテージカラーでは「ブラウングレー」という色が、ブラウンよりクールだけどグレーほど沈みすぎない、凄まじいカラーバランスで仕上がっていて、デザイナー(の仕事もしています)としては感心することしきりです。明るすぎたり、暗すぎたり、ポップすぎたり、たくさんの人が「オシャレ」「かわいい」と感じる色を作るって、とても大変なのです。


他にも紹介するつもりが、長くなってしまいました(余談が)。また機会を改めて、マスキングテープやふせんなどで「あれこれシリーズ」を書きたいと思います。お楽しみに!

ライタープロフィール

  • クニムラエリコ
  • クニムラエリコ 編集者・ライター・デザイナー

    文具業界誌の出版社勤務を経て、現在は広報支援&編集プロダクション事務所「ミニプレス」で編集、企画、ライティング、デザインなどを行う。文具では、実用性や機能性に関する取材・執筆が得意。趣味は家族と行く電車旅行、学生時代から約15年間食べ歩きまくっているタイ料理・インド料理など。ドラムを叩いたりお花を生けたりもします。