昨年も、たくさんの手帳やノートに出会いました

手帳、続いていますか?

手帳やノートを使ったスケジュールや情報の管理、色々と試してはみるものの、面倒になってしまって続かない……

何を隠そう、文具業界誌の記者をやっている私も同じくです。ツールとしての文具は好きですが、書くこと自体は少し苦手です。

手書きが苦手な文具記者が、これまでの取材の中で「なるほど!」と思った、手帳の話です。特に挫折の声をよく聞く3種類のフォーマットについて、使いこなしていた方の職業や使い方などを解説します!(※手帳の画像は全て、伺った話を元に私が再現しました)

1日1ページ

イラストやスクラップブッキングなど、手先の器用な人が使っているイメージのある1日1ページですが、生活や仕事のタイプによっては、とても便利にスケジュールや情報を管理することができますよ!

見た目もカワイイ、ニトムズの「365デイズノート」は、ちょうど1年分のページ数に、時間軸と日付記入欄があり、手帳として使う人が増えています

私の取材した中では、介護施設勤務の方が、「曜日によって利用者が違い、日々のタスクや注意事項が丸々入れ替わってしまう。1日1ページタイプなら、その日のページに注意事項、タスク、予定を全て書き、ゴチャつきがちな情報を一元化することができる」と、手放せない様子でした。

その他には、デザイナー職の方が、「依頼を受けてから納品までに、同じ相手とのミーティングを複数重ねることで、デザインを作っていく。ノートに記録はしていたが、拾い忘れてデザインに反映されない情報が出てしまい困っていた。1日1ページの手帳をミーティングの記録に使い、情報を日付けで管理することで、とてもラクになった」と話していました。

代表的な手帳は、ほぼ日手帳EDiT(1日1ページタイプ)NOLTY U365などです。マークスのEDiTはサイズが豊富でオススメです。スマートフォンと同じくらいのコンパクトなB7変形サイズなら、気軽にはじめて、気楽に続けることができますよ。また、どうしてもページが毎日埋まらないことが気になる方は、日付けを自分で記入するタイプの、ニトムズの365デイズノートや、レイメイ藤井のダ・ヴィンチシリーズのシステム手帳リフィルなら、書くことがある日だけ記入することができてストレスフリーです!

週間バーチカル

挫折したことのある方が最も多いのではないでしょうか。1日1ページ手帳と同じく、用途がライフログによりがちなバーチカル手帳ですが、未来の予定を書きこんで便利に使っていたのは、社外に出ている時間が多い営業職の方と、細かな時間管理が必要な講師職の方でした。

業界で話題になりまくっている、産業能率大学出版部の「JIYU-Style U-Line」。オシャレ!

代表的な手帳は、ジブン手帳EDiT(週間バーチカル、週間ノート)NOLTY(リスティ、キャレル)ブラウニー手帳などです。テレビ番組などでも紹介され大人気のジブン手帳は、バーチカルのほかにもマンスリーやプロジェクト管理、様々なリスト、今年の夢・振り返りなど、充実の機能性が魅力です。また、私と同じく“書くこと”がなかなか続かないという方は、EDiTの週間ノートタイプなら、1日を3つに区切った“ざっくりバーチカル”で気負わず続けられますよ!

週間レフト

左ページが1週間分の予定記入欄、右ページがメモなどのフリースペースになっています。ビジネス向きのデザインで作られていることが多いのですが、取材を重ねてみると、意外な方が使いこなしていました……!

週間レフトを半分に区切る超ざっくりな時間管理、これなら続きそう!

小さな子をもつお母さんは「小さな子どもがいると、今日は11時にお友だちのおうちへ、明日は15時に病院で予防接種などと、毎日がイレギュラー。バーチカル手帳を使うほどビッシリとは予定がないが、午前と午後くらいはわかれていたほうが視覚的にわかりやすい」と、週間レフトの予定欄を半分に区切る使い方を教えてくれました。

子どもが大きくなったお母さんは「子どもが大きくなり、一緒には行動しないが、習い事や部活などの予定は管理したい。3人分の予定はマンスリーには書ききれないので、記入欄が少し大きい週間レフト手帳を使用している」と話していました。

お母さんとは、意外でした(もちろんお父さんでも!)。

代表的な手帳は、高橋手帳ほぼ日手帳(weeks)NOLTY UDELFONICSなどです。また、先に紹介した、線を1本引くだけで機能性をグッとアップしてくれる“予定欄を2分割”という使い方がとてもオススメなのですが、実は、最初から午前と午後が2つに分かれている手帳があるんです!ミドリのポーチダイアリー(スリムタイプ)なら、便利な2分割の週間レフトフォーマットに、収納力の高い8つのポケット、スリムなリネンのカバーもスタイリッシュで言うことなし!


自分のライフスタイルや職業タイプに近いものはありましたか?仕事やスケジュールの状況に合わせて上手に手帳を選ぶと、日々の情報管理がとてもラクになります。編集・ライター業の私は、主にガントチャートタイプを使っています。

自分にぴったりな1冊、ぜひ探してみてくださいね。

ライタープロフィール

  • クニムラエリコ
  • クニムラエリコ 編集者・ライター・デザイナー

    文具業界誌の出版社勤務を経て、現在は広報支援&編集プロダクション事務所「ミニプレス」で編集、企画、ライティング、デザインなどを行う。文具では、実用性や機能性に関する取材・執筆が得意。趣味は家族と行く電車旅行、学生時代から約15年間食べ歩きまくっているタイ料理・インド料理など。ドラムを叩いたりお花を生けたりもします。