私がペーパークラフトにのめり込むきっかけとなったのは、アメリカでスクラップブッキングに出会ったから。
今からさかのぼること11年前。現在住んでいるオレゴン州ポートランドにある、日本語教育をしている小学校での日本語教師インターンプログラムに参加した時でした。その時、同期だったインターンのホストマザーに見せてもらったのがスクラップブッキングで作られたアルバム。その可愛さに衝撃を受けました。

写真を切ってもいいんだ!こんなカラフルで可愛い飾りがあるんだ!やってみたい!とすぐに思いました。

スクラップブッキングとは、1980年代にアメリカで始まったアルバム作りのこと。ただ台紙に写真をそのまま貼るのではなく、写真の余分な所を切ったり、好きな形に切り抜いたり、ステッカーやデコレーション用のアイテムを使い、可愛く飾ります。そして、ジャーナルと呼ばれる、その時あった出来事や気持ちなどを書きます。

インターン中、たまたま日本人のスクラップブッキングインストラクターさんを紹介してもらい、1年間ホームステイしたホストファミリーにプレゼントしようと、アルバム作りに精を出しました。とても喜んでもらえたし、今でも一緒に見返すことができます。本当に作ってよかった!と思います。

スクラップブッキングには、専用のアルバム、台紙、紙、飾り、ペンなどがあります。長期保存をしても変色や劣化しないように、写真などを劣化させる酸を含まないアシッドフリー、紫外線で劣化しやすいリグニンを含まないリグニンフリー、フォトセーフ(アシッドフリーやリグニンフリーなどの総称)と表示された商品の使用が推奨されています。

ジャーナルを書くときのペンは、水性顔料のペンが色あせに強いのでおすすめ。スクラップブッキング専用ではありませんが、一筆館で取り扱っているゼブラの多機能ペン、「サラサマルチ」は耐水性・耐光性に優れた水性顔料のゲルインクペンなので、ジャーナルを書くのに良さそうです。

ゼブラ 多機能ペン サラサマルチ 0.5 黒

時系列に沿って作るのはもちろん、大切な行事別のアルバムを作ったり、誰かへのプレゼントとして作るのも楽しいものです。私自身、出席した友人達の結婚式、遠くに引っ越してしまう方達への送別のプレゼントなどアルバムを作ってきました。

現在、日本でもスクラップブッキング用品はネットショップなどでも簡単に手に入りますし、クラスなども多数開催されています。

写真を切る、貼る、飾る、ジャーナルを書く。
この4ステップで簡単にアルバムは作れます。繰り返して見返すことができ、心がこもったアルバム。ぜひ、カメラや携帯電話の中に写真をとどめておかず、現像してアルバムを作ってみませんか?