アメリカ人の夫に、「一番身近な文房具は何?」と聞いてみると、
「リーガルパッド(Legal pad)かな。」と返事が返ってきました。

簡単に言うと、罫線が引かれた切り離せる大きなメモ帳のようなもので、
アメリカの定番商品です。

夫は就職してから使うようになったそうですが、1日中コンピューターを使い、
ソフトウェアを開発する仕事をしているのに、ミーティングではメモを取るためにリーガルパッドを持参するというのは、おもしろいなと思いました。
夫の同僚も、メモをするのはコンピュータ派とリーガルパッド派がいるそうです。

夫曰く、図を描いたり、ToDo(するべきこと)リストを書くのにも便利だそう。

リーガルパッドは、1888年にマサチューセッツ州の製紙工場で働いていた
Thomas Holleyさんが、残った紙の切れ端を無駄にしないために作ったメモパッドがそもそもの始まりだそうです。

サイズは3種類で、夫が愛用しているのはレターサイズ、8(1/2)インチ×11(3/4)インチ(約215mm×298mm)。A4判に近い大きさです。
いろいろなメーカーから発売されているし、お店に寄っても多少値段が違うのですが、1冊50ページで、12冊セット$9(約千円)前後で売られていることが多いようです。

他にリーガルサイズ8(1/2)インチ×14インチ(約215mm×355mm)、
ジュニアリーガルサイズ5インチ×8インチ(約127mm×203mm)があります。

色もいろいろありますが、黄色が基本。なぜ黄色かというといくつか説があるそうで、かつて紙を白に漂白するより黄色にする方が技術的に難しくなかったとも言われているようですが、はっきりした理由は分かっていないようです。

また、リーガルパッドの特徴として、用紙の左端から1.25インチの場所に、
赤の二重の縦線「マージン線」があることが挙げられます。
マージン線の左横にある余白には、日付や時間を書いたり、カテゴリーや名前を書いたり、チェックマークをつけたり、用途によって使い分けができ便利。
このマージン線は、1900年頃に裁判官からの要望によってつけられるようになったとのことで、これがリーガルパッド第1号と言われているようです。

リーガルパッドは表紙がありませんが、裏にはしっかりした厚紙がついているので、書く時も安定感があります。

どんどん書いて、必要なページだけ切り取って保存もできるので、日常使いしたいですね。

日本でも入手できるようですので、機会があれば手に取ってみてください。

参考サイト:The History of the Legal Pad
(最終閲覧日:2017年8月1日)